kafuka 変身
読んだことありますか?
中一の夏に読みました。
ある日虫になってしまった主人公。最初はおもしろおかしく虫になったまま、家族のひそひそ話を聞いたりして嘲笑ってたけれど、とうとう家族に虫になった自分のことは氣づいてもらえなくなり、、、
てな話で、
これを読んだあとに、あれ、もしかして私がみている当たり前になる物質や自らの体も本当に存在しているのかどうか、これは疑わないとおかしいかもしれない、、、と考え、
全てを疑う感覚を覚えたことを今でも忘れていません。
よく信じる力が大事と言いますよね。
信じることは=正しいこと
信じるものは救われる
信じることから始めよう(騙されたっていいじゃないか)と。
私は反対です。
信じるためには見極めたり、調べたり、考えたりして考察することから始める
信じることは勇気が必要、だから正しいこととは言い切れない
正しいこと自体が正義の振り翳しであり、両極端にしか答えをだせないまやかしの言葉
救われるまえに、氣づいて堕ちるなと
だから信じることから始めて判断を急ぐよりじっくりしっくりくるところまで見極めよ。
それが私の真理です。
そして真理途中。
最近は何が本当か、嘘か、誰の嘘か、調べたらもう絶望しかないよね。
この意味がわかる人がきっと世界人口の1割もいないのかもしれないけれど、
ある日虫のようになってしまったら、今の物溢れた人間界にいる人間はきっと
パラレルワールドになるのかなあ、それとも意外と氣が楽になるのかなw
うちにはテレビはありません。
実は電化製品もほとんどありません。
もう使わなくても原始時代のように生きれることも知ってしまいました。
でもそれが正しいというより、意外とシンプルに生きるとたくさんの発見があるということに
氣づいたことはとても幸せな感覚です。
まもなく携帯ともさよならしますが、時代に逆行してどう存在するのか
これもまたある日突然虫になる以上に想像力を豊かにするであろう可能性が高く
自分の存在というものを再認識する機会になることでしょう。
そんな発想人間になりたい方はぜひ、『変身』一読くだされ。
ま、だれもなりたくないわな、虫には私にもw
原始人"S"
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